修理(大長編)

けんけん家の車は、1999年購入の物。
車での音楽は「カセットデッキ」という、絶滅危惧種の機材で聞くしかない。
なので、オーディオプレイヤーに繋いで、カセットデッキで聞くアダプタを愛用していたわけ。
 ↓ コレ

コレが断線してしまったわけですたい。
まぁコード自体は切れてないので、外から見てもわかんないけど。
全てではなく部分的な断線らしくすべての音楽がカラオケになる!
ある意味、面白いからそれでもいいかなとか思ったけど、けんけんの機嫌が悪いのは嫌だし。


買い替え。。。
ってラインが悪いだけで、買い替えってなんかムカつく。
ママ子は不要なものはどんどん捨てるけど、必要と判断しているものはそう簡単には捨てないんである。


修理するヾ(  ̄▽)ゞ
アダプタを開けてみると、根っこはしっかり本体にくっついていた。
外して他のラインと取り替えるってのは大変そう。
どこが断線しているのか確かめると、先っちょ付近でした。



断線部分の近くを切り、ダメな部分を捜して切り落とす。
4本?4つの塊?のラインのうち、1本がふさふさの綿みたいになってました。
チョッキンして、さよ〜なら〜。
こういう時、万能なのは工具ではなく、眉毛切り用のハサミだったりする
ヽ(@ ̄∇ ̄@)ノ
ダメな所を切ると、先っちょはもう後がない。 ヤバイヤバイ。



何か塗ってあるっぽい。
色分け用なのか、絶縁用なのかは不明だけど、たぶんそんなものがついてたら繋いでも信号が通りそうにないので、取ることにするが…
はて、どうするか。。。
紙やすりとか?
って、こんな細い銅線なんてちぎってしまいそうなくらい、目の粗いのしかないし
(* ̄△ ̄*)
焼いてみるか。。。
ライターであぶってみると、いい感じに色が溶けて、銅線がむき出しになった。
ちょっと焦げたけど、それはご愛嬌。 こんなのは拭き取ればなんとかなるさ。



同じ色の塊同士をつなげていく。
残念なことに、けんけん家にはハンダゴテがなかったので、ねじって絡めたあと、テープで巻きつける。
こういうのプロじゃないんで、そんなことでいいのかは疑問。
確か昔のテレビにファミコンを接続するのは、こんな感じで銅線を引っ張り出して、がっちり巻きつけたりして繋ぐんだったな〜とか、思い出しながらやっていく。
フローリングの板と板の間の細い溝が、絡めた銅線同士をグイッと押し付けて固めるのに、いい仕事をしてくれた。
まずは2本をそれぞれ繋ぎ、さらにそれを1本に束ねる。



残りの2本も同じようにする。
なんで4本のものを、2本ずつにまとめてあるのかわからないけど、他の部分がそうなっているので同じようにまとめてみる。
よく見たら、絶縁用のゴムは黒なので、なにもここで色分けしなくてよかったのだけど、ママ子の小さなこだわり。



さらにぐらつかないように、テープでしっかり留める。
ハンダゴテがあれば、こんなにぐるぐるしなくてもよかったんだろうけど、所詮はピンセットでねじって、テープで留めてあるだけだもんな。
さて、ここまでやっといて、ママ子の判断が間違っていたとしたら。。。
llllll(−_−;)llllll
怖いっすよ。
どきどきしながらカセットデッキにかけてみる。


完璧ヾ(≧▽≦)ノ
修理部分をグッと押さえると、ジジジッと雑音が入るけど、強く押さえたり引っ張ったりしなければ大丈夫みたい。


頑張ったご褒美に、けんけんにほっぺすりすりを要求しよう。
なんかさ、くだらないって思われるかもしれないけど、こういう作業、大好き。
けんけんにも見せてやりたいので、ブログに残してみました。
動画で撮ったら
け「手際悪っ」
って言われそうなので( ̄∇ ̄;)